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朱志香犯人説解 下書きのVER2

;ニコニコに上げてるオリスク朱志香犯人説の解に当たる話の、下書き案。
;この間とは違うバージョン。
;まだ決定稿ではない。
;これを採用の場合は、主にこの5つを薄く延ばして1つのエピソードに仕上げる予定。
;
;別名;Mariage of The Golden Witch
;マリアージュ・ソルシエールが全ての核になる話。
;希望があれば、本編とは別に、各話の詳細解説も作る。
;
;意見や感想がある人は、ダイレクトメッセージお願い。

;「;」が、頭につく行は、注釈
;↓タイトル一覧
;シーン1:狂言殺人計画
;シーン2:真里亞の薔薇
;シーン3:朱志香と真里亞の、大長編スペクタクルアクション巨編プロジェクト!
;シーン4:幸せの魔法
;シーン5:黒木戦人
;
;内容的には、第一に、狂言殺人とEP4とEP6の魔法バトル誕生の関係を描写。

;第二に、「性獣金蔵(朱志香犯人説2)、多重人格説(朱志香犯人説3)、罪を押し付けるために六軒島物語を書いた説、ボッチ説(朱志香犯人説5)、わけわからん悪評(朱志香犯人説7)」などを1つずつ順番に否定。

;第三に、サクヒナリンのうちの1人、ヒナが朱志香と交換日記(という名のリレー小説)を回していた事で、ヒナ視点では狂言殺人説がほぼ確定。でも、他人に交換日記の内容を見せたところで、狂言殺人の理由を示す根拠には弱く、答えがわかってるのに誰にも言えない、相談できない状態。

;第四に、真里亞と縁寿の関係を描く。さくたろう「どうして縁寿を信じないの? 縁寿がこれを書いたとき、まさか騒ぎになるとは思っていなかったはずだよ。縁寿が最初の考察を挙げた時、六軒島事件ブームは終わってたし……。おびただしい程の数の考察の中で、自分の説だけが、取り立てて目立つなんて、誰が予想できると思うの? それに、縁寿がこれを書いたのは恐らく……寂しかったからじゃ、ないかな?」

;真里亞「縁寿は、他の奴らと違って朱志香に同情的だし、幻想描写のルールも理解が深い、 でも、肝心なところがまるで駄目。殺人の犯人を朱志香だと勘違いしてる。チェス盤思考の欠点って、何だか知ってる? 縁寿の書く”朱志香って名前のキャラ”、まるで”天草を殺した時の縁寿”みたいだね。鏡に映った自分自身を、他人の真実の姿だと誤解して、疑おうともしなかった。 事件当日の自分の母親と同じミスしてる。 だから、小此木を裏切る予定だった天草を、いや、右代宮戦人を信じられずに、殺してしまったんだ。」


bg rose3bP,42
bgm1 38

シーン1:狂言殺人計画
「そこでじゃ、マリアよ。
 嘘っこの殺人事件を起こして、妾ら魔女同盟が、魔法の力で奴らを脅かすとする。さて、どうなるか?」
「あ……。」
\
 まだ子供でろくに物も知らない真里亞も、ようやく、ベアトリーチェの言いたい事に気づいた。
「キョーツーのテキを前に、仲直りする……?」
「正解。新たな敵の出現に、力を合わせて戦うのはかつてのライバルたち。バトル物の王道よぉぅっ!」
\
;碑文→肖像画
(ちょうど、具合のいい事に、金蔵は良い品を遺してくれた。
 答えが、金蔵にとって懐かしの『台湾』になる碑文。
 本当は実在しない、ベアトリーチェの肖像画。
\
 それなのに、どうしてあんなに大きな肖像画が堂々と飾られているのか……。
 この2つが象徴するもの。そこに込められた、金蔵の深い孤独と無念の闇の世界。
;血背景+絵羽、蔵臼、夏妃。
 喧嘩ばかりの今の右代宮の現状に抗議するのには、まさに最高の材料だ。)
\
;金蔵の部屋
 ……私が、あそこで断ったから、そのショックで病気が悪化して死んじゃったんだ。
 金蔵は、優しかった。
 私が拒否しても、無理やりしたりしなかったし、全く怒しもしなかった。
 ただ……。
\
 この世の全てに否定されたような、悲しみに満ちた姿で、弱々しくこう呟いた。
「そうか……。すまなかったな。 今のは気の迷いだ。
 全て忘れてくれ、”朱志香”。」
\
 いつもは、私を”ベアトリーチェ”と呼んでいた金蔵が、”朱志香”と呼んだ理由。
 幻想は、所詮幻想に過ぎないと悟った果ての、悲しい破局。
 この瞬間、金蔵とベアトリーチェの幸せな世界は、終局を告げたのだ。
 偽物の魔女、ジェシカ・ベアトリーチェの愚かな保身によって。
\
 あれだけ思わせぶりに期待させといておきながら、そこまで守りたい純潔なのか?
 あまりにも自分勝手。 最低な私。
 金蔵の物になるのが嫌なら、最初から近づいたり、優しい言葉をかけたりしなければ良かっただけじゃないの?
\
 金蔵は、肖像画のベアトリーチェを嘘だと割り切った上で、愛していた。
 それを私が、余計な気を利かせて、”実体を持つベアトリーチェ”をというマヤカシを与えて、惑わしてしまった。
 下手に期待さえ与えなければ、あそこまで絶望する事は無かったのに―――!
\
 最初からこの世に愛なんてなければ、裏切られる事が無かった。
 最初から誰も好きにならなければ……。 失恋の痛みを、捨てられる傷を負う事もなかった。
 それは、私も知ってる、この世界で最も苦しくて悲しい不幸。
\
bgm1 2
 それは、かつての失敗した告白の記憶。
 戦人が出席した、最後の親族会議の時の事。
 今になっても消えない思い出。
\
;戦人家出前に飛ぶ
 「実は私、あなたの事が好きです!
 つきあってくださいっ!」
 「はぁぁぁぁぁ~~~~~~~っっっ!?」
\
 あの日、久々に再開した戦人に、思い切って告白した私。
 でも、反応はイマイチというか、散々で。
\
 「ごめん、朱志香。 無理。 許せ。
 ほら、朱志香。前にも言っただろ? 
  俺は、もっと清楚で、女の子らしい巨乳の子が好きなんだ。だから……。」
 「あ……。」
\
 僅か一瞬で、あっさり撃沈。
 周囲を流れる気まずい空気。
 耐えられなくなった私は、すっごい弱虫で。
 ギャグに逃げて、この場を誤魔化して、そして……。

 「いや……。あははっ! そんな、マジにとんなゼ!
 え~っと、あれだ。実はこれぇ、罰ゲームなんだよ~罰ゲームぅ~っ。
\
 ほらさぁ、さっき留弗夫叔父さんたちと大富豪やってたじゃん?
 戦人が、「クソ親父と仲良くゲームなんてできるか!」て怒って部屋を飛び出した後も、私等ずっとゲーム続けてたんだぜ?
\
 実はあの後、ずっと私の一人負けでさぁ!
 ゲームで負けたもんだから、優勝者の留弗夫叔父さんの命令で、誰かに告白しなきゃいけなくなって。
 にしてもくっそ~、真里亞の奴ぅ。
 小さいからって、楼座さんと二人がかりで最下位脱出とは、汚い真似を……ぐぬぬ。」
\
 「な~んだ。びっくりさせやがって。
 しっかし、全くろくな事を考えないなぁ、
 このセクハラ野郎のクソ親父め!
 やっぱ殺すべきか? 一度殺しとくべきかぁ?」
\
 「あははははっ! 程ほどにしてやれって~。
 この程度の罰ゲーム。私も、そんなに気にしてないしさぁ!」
\
 そう、全然気にしてないよ。 この程度の失恋。
 知ってる。 戦人は紗音の事が好きなんだよね? 
 知ってるよ、ずっと前から。
\
bgm1 25
 今の告白をマジに取られて、後で戦人や紗音とぎこちなくなったら困る。
 だから、私は嘘をつく。 全て、ゲームだという事にしてしまえば、”本気の愛の告白をした私”は、”罰ゲームで仕方なく告白させられた私”に変わる。
 全て、笑い話にする事が出来る。
\
 そう、右代宮金蔵は、鏡写しのもう1人の私。もう1人の右代宮朱志香。
 痛みがわかる私だからこそ、痛みを与えてしまった自分が許せない。
\
 私に拒絶された時の、金蔵の消え入りそうな虚ろさを、今でも思い出す。
 一度、私はこう考えたことがあった。
 こんな事なら、”無理やりにでも私を奪ってくれたほうがまだ良かった”と。
 誰かが傷つくよりは、自分が傷つく方がまだまし。
 だって、誰かを傷つけた過去の私の姿に、延々と苛まれ続けて傷だらけになるのは目に見えてるから。
\
 いや、よそう。昔の事は。それよりも、まずは狂言殺人をどう行うか、方法を考えよう。
 黄金の魔女ベアトリーチェが、壊れかけの右代宮家を救う事。
 これは、過去の金蔵に対して、私ができるたった1つの罪滅ぼしの方法。
\
 肖像画のベアトリーチェは、この世に存在しない。
 絵という二次元の世界にしか、金髪碧眼のベアトリーチェは存在できない。
 でも、金蔵の寂しさを理解した金髪碧眼の少女が、ドレスを身にまとい”ベアトリーチェを名乗る”事はできる。
\
 金蔵の望む”黄金の魔女ベアトリーチェ”になれるのは……。
 この世界にたった1人、この私。
 ”右代宮朱志香”だけだった。
\
 黄金の魔女ベアトリーチェは、右代宮家大躍進の象徴。右代宮全体の精神的支柱と言っても過言ではない。
 今の、仲間割れと内部分裂だらけの右代宮家の心を1つにまとめて、再び黄金の鷲を大空に飛翔させるためには、黄金の魔女の力が必要だ。
\
 黄金の魔女が、悪役に扮して魔法の力で大暴れし右代宮を危機に陥れる。
 一見、それは残酷な魔法に見えるかもしれない。
 でも、本当は凄く優しくて慈愛に満ちた、素敵な魔法。
 右代宮家の絆を再生する、たった一つの幸せの魔法。
\
 狂言殺人で、自分の子供が危険に晒される様を見れば、彼らだって目を覚ますはずだ。
 『今は、仲間割れをしている場合ではない』と。
 彼らが家族の絆の大切さに気付き、手を取り合って右代宮家の危機に立ち向かうとなれば、黄金郷にいる金蔵も、きっと喜んでくれるはずだ。
 ましてや、それが黄金の魔女ベアトリーチェの”愛に満ちた魔法”により叶った最高の夢だとすれば。
\
bgm1 62
 金蔵の昔話のベアトリーチェ・カスティリオーニは絶対に実在しない。
 私が、はっきりとそう言える理由、それはお師匠様の存在だった。
 先代ベアトリーチェで、今はワルギリアを名乗る、有限の魔女。
 かつて、右代宮金蔵に叶わぬ恋心を抱いていた切なき乙女心。
\
(ベアトリーチェとワルギリア、世界で2人だけが知っている黄金の魔女の秘密。
 かつて、資金繰りに困っていた頃の金蔵に、ある日届いた謎の封筒。
 中に入っていたのは、金蔵の資金難を解消するには、あまりにも”焼け石に水”な僅かなお金。
 それと、一通の魔法の手紙だった。)
\
;手紙の背景
 今が、どれだけ辛くても、負けずに頑張ってください。
 私にあげられるのは、この程度の僅かなお金だけです。
 でも、この手紙には魔法が込められています。
 ”あなたが諦めずに努力を続ければ、絶対に願いが叶う”。
 そんな、黄金の魔法が。
 BY黄金の魔女、ベアトリーチェ。
 追伸:この間は、危ないところをありがとうございました。
\
 その魔法は、金蔵を取り巻く厳しい世界にとっては、確かに無力で弱々しいもの。
 でも、度重なる不幸に、絶望のどん底だった金蔵にとっては、ただ一つの希望の光だった。
\
 これは、金額の問題ではない。
 人々の冷酷さに打ちのめされていた金蔵にとっては、自分を励ましてくれるこの手紙こそが―――。
 幸せの魔法だった。
\
 ワルギリア=熊沢チヨ=真ベアトリーチェ。
 でも、彼女は決して、右代宮金蔵に真実を話さなかった。
\
 「あの人の中のベアトリーチェは、黄金の髪と、あの海のような青い瞳を持つ美しい女性です。
 それを私のような低い身分の白髪の老いぼれが、「私がベアトよ」などと厚かましくしゃしゃり出てしまっては、あの人の”黄金の魔女ベアトリーチェ”が壊れてしまいます。
 ベアト、あなたに以前教えた”否定する毒素”の話は覚えてますか? 否定されると壊れてしまう、かよわい想いの話は?
 ……私にできるのは、あの人を陰から見守る事だけ。」
\
「でも、それって悲しいよ……。
 好きな相手に、自分の正体を明かす事すらできないなんて。」
「できない事はできません。 私は、有限の魔女なのですから。
 だから私にできる事だけを精一杯にやる。
 それが、私が”有限の魔女”である所以であり、これからもずっと変わる事はありません。」
\
シーン2:真里亞の薔薇
bgm1 13
「萎れてしまって、元気のない”真里亞の薔薇”。
 さすがに、この演出の意味がわからん者は、この右代宮家にはおらんであろう?」
「じゃあ、もうママは泣かないで済むんだね?」
「ああ。もちろんだ。
 自分の事より、楼座の事……か。優しいな、マリアは。」
\
 「うー。真里亞、ママ大好き。
 そんでね、ママも真里亞の事が大好きなの!」
 「そうか。 相思相愛か……。
 うむ。いい事だ。
 そうだ。 親子というものは、そのくらい仲良しでなくてはならぬのだ。」
\
 その時だった。
 ふと、頭によぎった血のつながっていない両親の姿。
\
 偽装殺人計画が成功した時に、取り戻せるのは主に、愛と絆。
 つまり、私にも、取り戻したい愛や絆があるということだ。
\
 もしかして……私も、案外あの2人の事が好きなのかもしれない。
 例え、血がつながっていなかったとしても。
 人の絆は、血縁だけでは測れない、かけがえのないものだ。そうだ。そうなんだ。
 そうでなくちゃいけない。
 そうじゃないと、私は何のために生きて、頑張っているのかわからなくなる。
\
シーン3:朱志香と真里亞の、大長編スペクタクルアクション巨編プロジェクト!
bgm1 100
「巫女巫女なっぴ~大ピンチ!
 六軒島きっての退魔師も、100万ものヤギを前には、やはり多勢に無勢と言ったところか?
\
 紙芝居屋のおっさんみたいなテンションで、私は紙芝居形式のイラスト付き原稿を読み上げる。
 我ながら、”何だこのテンション?”とセルフ突込み。
 ほら、徹夜明けって妙にハイになる時あるじゃん? アレだよアレ?
\
 真里亞は、すっかり作品世界にのめりこみ、瞬きひとつせず真剣な眼差しで大興奮。
 ロノウェ特製の、手作り水あめを口に咥えて微動もしない姿は、何とも微笑ましい。
\
「『むむっ、夏妃が危ない!』
 愛する夏妃の危機。ここでやらねば男じゃない!
 いや、漢字の”漢”と書いて”漢(おとこ)じゃない!」”
;キラーン ドーン
\
「そこで蔵臼は、迫り来る黒ヤギどもを前に立ち上がるのだ。
『待ちたまえ。 これ以上の狼藉は、この私が許さん。
 ボクシング界最強の男”右代宮蔵臼”が相手してやろうではないか。』と。」
 シッシッ。 シッシッ。
;左右に高速移動するベアト
 すっかり蔵臼になりきったベアトリーチェの、おかしな声真似とシャドウボクシング。
\
bgm1 3
 ついにこらえられなくなった真里亞は大笑い。
「うぷっ……くすくす。きゃはぁ~っきゃっきゃっ~!
 何それおかしい~~~っ!」
 自慢の”きひひ笑い”も忘れ、地面を転げて爆笑にのたうち回るのであった。
\
 ”泣いてたカラスが、もう笑う”か。
 楼座叔母さんの借金問題で、親子揃って六軒島に来るのがわかっていたからこそ、私は事前準備を怠らなかった。
\
 泣いてた真里亞を笑顔にした”幸せの魔法”。
 それが、この紙芝居と、水あめであった。
 徹夜で頑張って書いた甲斐があったなと、心から思った私であった。
\
シーン4:幸せの魔法
bgm1 101
「専守防衛(きりっ)」
怪しげな中国拳法のパチモンのような何かを披露し、ドヤ顔で決めるパーフェクト御曹司の姿がそこにあった。
「まさか、本人がここまでノリノリとは予想外。
 てっきり、叱られるものかと……(冷や汗)。」
\
「何を言うんだい?
 紗音を守るかっこいいヒーロー! こんな美味しいポジション誰にも譲れないね!」
「ダメだ。早くこいつ何とかしないと……。」
\
「譲治様……ぽっ。」
「紗音っ、そこ赤くなる所じゃなくて、突っ込むところ!」
「うー! ボケと突っ込みは大阪人のたしなみだって、こないだ秀吉が言ってた~♪」
\
「大阪人のたしなみ……ねぇ?」
「うー! なんでやねん? ぼちぼちでんなぁ~♪」
「実際の出身地はともかく、心は、”大阪人”なんだよ、父さんは。
 憧れの豊臣秀吉のお膝元……だからさ。」
\
bgm1 8
 偽物だけど、本当の大阪人以上に、コテコテの大阪人。
 そんな秀吉叔父さんの気持ち、私にもわかる。
\
 私も偽物だけど、本物の魔女。
 本当の黄金の魔女ベアトリーチェ。
 偽物だけど、血はつながってないけど親子で……。
 だから、思うんだ。
\
 このちっぽけな私だけど、右代宮の繁栄を願う想いは本物。
 強い想いから生まれる魔法だって、きっと本物。
 それはきっと、『奇跡を起こす”幸せの魔法”だよ』って!
\
「つまり、ロノウェの流す血は、全て薔薇へと変わるのです。
 美しき、真紅の薔薇の姿へと。
 そして美しき薔薇には棘がある。 棘に触った手が傷つけば、 流した血から、また新しい薔薇が生まれる。
 エコロジーでエコノミー♪
 素晴らしき自給自足! 世界で最も美しい永久機関!
\
 この設定でお願いしますよ。 ぷ~っくっくっく!」
「見かけによらず、相変わらずお茶目な性格よのぉ。」
\
「あははははははっ!」
 普段真面目な源次さんの見せる、意外とプリティな一面に、周囲は笑いの渦に包まれる。
 こんなに和気藹々とした六軒島、何年振りだろう?
 計画に参加するために集まった、戦人と縁寿を除くいとこ組&ロノウェ、ワルギリア。
 全員の心が、”右代宮を救いたい”共通の目的のために今、1つになったのだ
\
 これなら絶対に上手くいく。 大人たちだって、みんな仲直りできる。
 今の私たちみたいに、和気藹々になれるんだ!
 私は、計画の成功を確信した。
 ピンポーン。 何だ今の音。
 この時は、呑気に正解音かな? と私は思った。
 何本も死亡フラグが立っている事には、一切気づきもしないで。
\
 そう、私たちの頭から、ポーンと抜け落ちていた重要なこと。
 それは、『もし、大人たちが狂言殺人を、本当の殺人事件と勘違いしてしまったら?』という事だった。
 私たちは、『狂言殺人=仲直りイベント』と、単純に考えすぎてしまったのだ。
\
;事件翌日、生還した朱志香、真里亞、背景は魔女庭園
「私が、くだらない計画を立てたから……。
私が、みんなを殺したような物」
「違うよ、犯人は魔女。人間の犯人はいないの!」
\
;狂言殺人用の小道具を、警察が真里亞の骨だと勘違い。
「きひひひ。真里亞、骨が出てきて死んでいるはずなのに、生きてるんだ不思議~。
 まるで、不死身の吸血鬼みたいだね(呑気)」
「それより、絵羽叔母さんがえらいことになってる(青ざめ)。
 いくら嫌いな人でも、あんな目に遭うのは……。」
 全部、私のせいなんだ……。
\
シーン5 黒木戦人
bgm1 53
「六軒島の8本の物語と同時期に、こんな短編があったではないか。
 ”ゲームマスター戦人”だってか?
 六軒島の連中が、作者に自分の活躍する話を書いてもらうために、貢物を持って必死にペコペコして。」
\
 「特に、エヴァなんて出番を貰うためには髪型がツインテールになったり、超ミニスカ履かされたり……。
 どんなセクハラを受けようと涙目になって懇願して。人間の尊厳すらも捨て去って。
 『まるで、六軒島事件絡みの、俺と財界の連中の関係のようだな。』と、俺は思ったよ。
\
 あの作品の中の右代宮戦人は、鏡写しのもう1人の俺。
 もう1人の、マスコミ王黒木。
 だから、今この俺が、こう名乗っても差し支えないわけだ。
 ”黒木戦人”と。
\
 今年は2005年だっけか? 六軒島事件から、もう既に20年も経つ。
 右代宮絵羽の死からはもう七年。 この国の表舞台から右代宮家が姿を消して、もう7年も経っている。
\
 それなのに、未だに某朱志香犯人説を好機と思い、ここぞとばかりに性獣金蔵説を書かせるために大金を積んでくる連中がいる。
 かつて、六軒島事件で疑惑の闇に覆われ信用を無くした右代宮に付け込んで、『今なら世間が信じてくれる』とばかりに、右代宮の悪口を言いふらした連中と、同じ奴らだ。
\
 その悪口のほとんどは、下世話で次元の低い物ばかりだったが、それでも当時の世間は信じた。
 事件前には通らなかったのと全く同じはずの数々の嘘が、事件当日を境に、面白いように通りまくっていったのだ。
 言葉の中身は全く同じなのに、少し状況が変わっただけで嘘から真実に変身するのは不思議だよな?
\
 それだけ、右代宮の信頼が地に落ちていたという事だが、おかげで味を占めたのか、誰もが右代宮絡みで自分に都合のいい嘘をメディアに書いてもらうために、表の広告費とは別に裏金を出し合うようになり、いつしかその金額を競いあうようになった。
 この世の真実を、自分好みに書き換える権利を得るための、激しいマネーゲームが始まったのだ。
\
 右代宮が崩壊した後、右代宮に代わって、この日本の覇権を掴むのは誰か?
 決まっている。情報操作のマネーゲームを制し、最も自分に都合のいい真実を掴み取った奴の物だ。
\
 右代宮利用法其の1、自分の会社の不祥事の責任を、右代宮に押し付けて責任回避。
 右代宮利用法其の2、嫌なライバルを片っ端に右代宮と癒着していた事にして、失脚させる。
 右代宮利用法其の3、大嫌いな右代宮金蔵のかつての偉業をことごとく否定し、代わりにこの国の過去その物を自分たちの栄光の歴史に書き換える。
 この世界の真実という地図は、目まぐるしく書き加えられていった。
 そんな中、俺たちは、裏の広告費で、だいぶ稼がせてもらったよ。
\
 右代宮絵羽の件は、今更説明する必要が無いほど有名だから、割愛するとして。
 右代宮蔵臼も右代宮留弗夫も、生前一度も会った事のない赤の他人数百人と、黒い交際をしていた事になった。
 妻たちは、ほぼ全員が不特定多数の男性と淫らな関係を持ち、子供たちも全員精神的な問題を抱えていたことになった。
\
 その結果出来上がった右代宮のイメージは、継ぎはぎだらけで辻褄も合わない不格好なキメラのような物。
 まあ、それは六軒島事件という言い訳できない不祥事抱えてしまった右代宮が悪いから自業自得だとして……。
\
 問題は、記事を作る立場の俺たちが、これだけおびただしい量の、裏金や利権でガチガチに守られた”真実”を、どう両立させていくかということだ。
 金とともに持ち込まれた”真実”の中には、他の奴の持ち込んだ”真実”と互いに矛盾するものが、かなり多い・
 だから時々、”あちらを立てればこちらが立たず”状態に陥る事がある。
\
 そんな時、いろんな奴の利害関係の中で板挟みになって、「お前のところのメディアは誰の味方なんだ!」と強く責められる時がある。
 両陣営から、同じように裏金を貰ってる以上、どちらか片方に肩入れすると当然、もう片方に「話が違う」と怒られてしまう。
 その度に、俺は”短編:ゲームマスター戦人”のラストの、板挟みでどうしようもない状態の戦人と自分を重ね合わせるのだ。
 まさに、『誰か、俺の代わりに社長になって~』状態。
\
 どうだ?
 俺ってまるで、”ゲームマスター戦人”みたいだろ? 
\
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考察的には、「狂言殺人計画失敗説」で確定。

 あまり詳しくは知らないけど漫画版も、「EP7裏お茶会+真相は全て語らず」と「幸せな六軒島、魔法エンド展開」の並列進行っぽいし、その2つを作者が並列に並べたい理由が何かを考えると、個人的には真相はこれ系に絞られると思う。

 共通のわかりやすい敵(殺人犯ベアトリーチェ)を作って、バラバラの右代宮家を1つにする。
 それが、ベアトリーチェの狂言殺人計画の1つ目の核。
 幻想描写の濃いEP2、4、6の偶数EP3作の展開が、どれも漫画っぽい展開である事から、朱志香ベアトは漫画好き。
 だから、今までお互い敵だった者同士が、共通の敵の出現により一時休戦し、力を合わせて共通の敵をやっつけるような展開を思いついてもおかしくない。

 真里亞の「人間の犯人はいない。犯人は魔女だよ」主張の理由は、そもそも人間同士疑いあわれたら、計画が台無しになるから。
 儀式の後に、失った命や絆を取り戻せるというのは、狂言殺人計画が成功した時の青写真。
 この説だと、偶数回の幻想パート。特に、EP2楼座無双、EP4ボクサー界蔵臼の2つが、輝いてくる。
 
 縁寿のいる未来パートの様子から、狂言殺人計画の失敗は確定。
 右代宮内を団結させるための計画が、疑心暗鬼を生み、本当の殺人事件を招いてしまった。
 
 その結果が、EP4終盤の自暴自棄ベアトリーチェと、EP5の抜け殻ベアトリーチェ。
 EP5で、「元から、黄金はベアトの物」「怨恨殺人でもない」とあるのは、人が死なない(はずだった狂言の)殺人計画だから。 
 EP6の第一の晩で、探偵ヱリカが「死んだふりをした人」をわざわざ殺し直して、本当の死人にしてしまった事は、実際に六軒島で起きた事そのまま。

 EP6の第一の晩といえば面白いのが、GM戦人が「死んだふり」の対象に自分を含めたシーン。
 実は、自分がベアトを朱志香一本に絞った理由は、EP6のこのシーンが主因だったりする。

 「私が死んだときに、親は泣いてくれるんだろうか?」という不安、それが事件当日朱志香ベアトが狂言殺人を計画した理由の2つ目の核。
 朱志香の不安の理由は、親にいつも譲治と比較されてばかりで、本当に自分が愛されてるか不安だったというもの。

 「親が泣いてくれたなら、きっとそれは愛されている証拠」
 親の愛。特に、夏妃からの愛を確かめたかったんだろうな。
 
 EP7,8のラスト2つで「魔法」「手品」ルートに分かれたのも、狂言殺人計画青写真と、失敗後の世界の対比。
「魔法」ルートが、本来の計画成功後の未来ならば、真実でないのは当たり前。 
でも、「手品」ルートの方で、右代宮家がボロ糞に悪く言われているのも、全て真実というわけではない。
 
 そもそも、EP7お茶会やEP8中盤の黒ヤギたちの言葉が真実なら、朱志香ベアトが「狂言殺人計画」で、右代宮内の団結を深めたいと考えたり、親の愛を確かめたいという発想にすら至らない。
 少しは、親たちに信じられる要素があったからこそ、「狂言殺人」という思い切った行動に出たんじゃないかと思う。
 
 ただ、「狂言殺人」が疑心暗鬼を生んで、本当の殺人事件が起きてしまったのは、あまりに最悪の結果すぎる。
 おまけに、元々右代宮と敵対していた人たちに、右代宮攻撃のいい口実を与えてしまった。
 EP3の譲治や秀吉、EP5の夏妃や蔵臼、EP7の留弗夫、霧江は、敵対勢力が言いふらした嘘がかなり混じっているように見える。
  この人たちが本当に悪人だったら、「狂言殺人」動機の核1(共通の敵を前に仲直り)、核2(愛情を確かめる)の2つが生まれるはずがないし、メタ的な事を言うと、作中の6割以上の幻想描写が無意味になる。

 「出る杭は打たれる」ことわざの通り、金蔵の剛腕は右代宮に繁栄とともに、大量の敵を作りすぎた。
 金蔵が病んだのも、周囲に敵が増えたのが原因。

 ただ、金蔵の「ベアトリーチェ~~~(涙)」は、かなり演技混じってる。
 右代宮金蔵「私が、実在しない二次元の嫁に熱を上げる理由は何だと思う? お前らが、私に優しくしてくれないから……うえ~ん、金蔵泣いちゃう~~~。」
 朱志香ベアト「今まで恐ろしい爺さんだと思ってたのに、ただの寂しがりやのお年寄りじゃないか。」 
 真里亞「うー! 2人とも、また遊びに来たよー♪」
 楼座(遠くで)「どうすれば、叱られずに上手くお金を借りられるのか・・・・・・ハラハラドキドキ」

 ここまで書いて、いつの間にかベアトリーチェが前作の羽入ポジション、朱志香が魅音ポジションに収まっていることに気づいた。
 あと、何年かブランクが空けときながら、2年前から考察がちょうど、この場所で止まったまま。

 オリスクの方の朱志香犯人説の1~7で性獣金蔵、多重人格朱志香、ぼっち朱志香、7つめのハチャメチャ展開(ドラッグ説とか)を、8~10で、悪留弗夫説を一度出して、解でそれを物語の中で否定させ、狂言殺人説に自然に続けるのが当初のプランだったけど、戦人が酷い情報不足で謎の人物化しているせいで物語が自然に続けられず、今日こうして妥協して、狂言殺人説の考察部分だけをブログにアップした。 情けない話だけど。

 長男一家、長女一家と真里亞、金蔵、熊沢、紗音、サクヒナリン辺りまではと、1エピソード作れるネタが揃ってるのになぁ。
 
拍手する

朱志香犯人説解1(下書き)


原作EP8の状況を説明するのに、右代宮の人物だけでは足らないので、必要な駒を1つ追加。
多分、これでわかりやすくなると思う。
追記:解の1つ目の下書きは削除で。絵羽と朱志香の掘り下げをしないと意味が伝わりにくいし、これ以上詰め込むと説明的になりすぎる上、後の話で同じ説明が2回繰り返される事に。要は第1話向きの題材じゃない。

先に、右代宮以外に大きな黒がいる事を強調したかったけど、そのために、最初シナリオ終了後のお茶会で使うはずの話を、無加工のまま1話に回すのは、無理があったなぁ。今回の話の要素は、少しずつ色々な話に分けて描写したほうがわかりやすい?

黒木の会社の社名を虚実新聞社に変更、まとめサイトのゲロカス速報(ゲロ速)と合わせて、本編に出てきた単語に合わせたほうが余計な摩擦を回避できるうえ世界観も統一できていいかも。
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